漢検準1級3カ月攻略法

中学生向けの漢和辞典は、これだ!

漢検準1級・1級の勉強にも使えるすぐれもの
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うちの子が、中学に入学しました。
小学生のときと同様、漢字書き取りの宿題があるのですが、以前にくらべて
漢字の形の確認に手間がかかっています。
あらためて気づいたのですが、中学生向けの使いやすい漢和辞典が、ほとん
どないんですね。
小学生向けの漢和辞典(というか漢字辞典)は、見出しの漢字がとても大き
く、書き順も載っていて、漢字を書くため、覚えるための工夫がたくさん盛
り込まれています。
ところが、中学生向けの漢和辞典は、いきなり「普通の漢和辞典」になって
しまいます。
見出し文字が小さく、どの線がどうつながっているのか、あるいは、離れて
いるのか、よくわかりません。
本文の文字も小さく、必要以上に詳しい説明が詰まっているものの、ページ
内に文字がいっぱいで、目を通す気になれません。
従来からの一般的な漢和辞典の目的は、「漢字を覚える」ではなく、「漢字
を調べる」ことにあるためです。
小学生向け漢和辞典……使いやすさに配慮した工夫がいっぱい。
中学生向け漢和辞典……普通の漢和辞典。
このギャップがとても大きく、中学生になると、漢字の勉強がやりにくくな
るんですね。
そこで、中学生が使いやすい漢和辞典がほんとうにないものか、いろいろと
探してみました。
その結果、みつけました。
『五十音引き 大活字漢字辞典』(三省堂 2004年2月初版)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4385136327/kanken-22/ref=nosim
見出し漢字が1センチ角(以上に見える)、本文の文字も大きく、意味の説
明や、熟語なども十分。それでいてコンパクトで、手にとって調べるのが苦
にならない。
従来の漢和辞典とは違った、ハンドブック的な漢字辞典が増えてきましたが、
その系統にある辞典です。
実用重視で使いやすいだけではなく、内容もすぐれた漢字辞典だと思います。
いつの間にか私も、この辞典に手を伸ばすことが増えました。
中学生向けに作られた辞典ではないのですが、結果的に中学生にも(もちろ
ん大人にも)おすすめです。
『五十音引き 大活字漢字辞典』(三省堂 2004年2月初版)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4385136327/kanken-22/ref=nosim
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●漢検情報も満載!?
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この『五十音引き 大活字漢字辞典』、個々の漢字をチェックしてみたとこ
ろ、編集者が漢字検定の問題を意図的に盛り込んでいるふしがありました。
たとえば、
▼熊掌 ユウショウ(=クマの手のひら。珍味の一つ)
といった記述があります。
「熊掌」については、以前にメルマガで、諸橋轍次「大漢和辞典」全15
巻にも載っていないが、「漢検漢字辞典」には載っている、という話をしま
した。※こっちに書いてあります
それくらい「普通の漢和辞典」的でない熟語であり、「漢字検定ならではの
熟語」です。
(わざわざそれを載せたということは、辞典の編集者が、このメルマガをチ
ェックしてるんじゃないの? と思ったりもします)
それ以外にも、漢検1級の出題範囲ですが、「跫」(あしおと・キョウ)と
いう漢字があります。
1級では「空谷跫音(クウコク キョウオン)」という四字熟語で出題され
ることが多い漢字です。
それについて、この辞典では、次のように記載されています。
空谷に跫音を聞く(=人気の無い山中に足音が響く。思いがけず人の訪れが
あること)
たしかに、普通の漢和辞典にも「空谷に跫音を聞く」は載っていることがあ
るのですが、スペースが少ないこの辞典で、あえてこの説明を載せたという
のは、漢字検定の問題を意識してのことのように思われます。
そういう点で、漢検の勉強にも、この辞典は使えます。
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